タマネギは世界的に生産、消費されている野菜であり、日本では、明治以降に一般的に栽培、消費されるようになった。現在、日本において最も多く摂取されている野菜のうちの1つであり、令和元年の国民健康・栄養調査1)の結果から、日本人におけるタマネギの1日あたりの摂取量は平均32.1gと報告されている。本製品の品種「さらさらゴールド」は栽培されてから8年以上が経過し、北海道全域で約800t収穫(ホクレン調べ)され、全国の取引先へ出荷・納品されている(令和2年産)。
また、ケルセチンは、植物界に広く存在するフラボノイドの一種である。タマネギ、緑茶、アスパラガス、ピーマン、トマト、リンゴなどに含まれており、我が国における主要摂取源はタマネギや緑茶である1)。ケルセチンの1日の平均摂取量は16-18mg程度と推定されており、50mg/日を超える人も存在する1)。また、タマネギの摂取量としては1日平均200gを超える人が存在する2)。
以上のことから、当該商品をタマネギ可食部として1日あたり150g、ケルセチン含量として25mg摂取することにおいて、十分な食経験があると考えらえる。
<参考文献>
1)令和元年国民・健康栄養調査 食品群別摂取量 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450171&tstat=000001041744&cycle=7&year=20190&month=0&tclass1=000001148507
2) Nishimuro H., et al., Estimated Daily Intake and Seasonal Sources of Quercetin in Japan, Nutrients, 2015, 7, 2345-2358; doi:10.3390/nu7042345. |