様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 マスリンゼリー for care(フォーケア)60
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 マスリン酸
表示しようとする機能性 本品にはマスリン酸が含まれており、筋肉に軽い負荷がかかる日常的な運動と併用することで、加齢によって衰える筋肉を維持する機能があります。
届出者名 日本製粉株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 運動習慣のある健康な高齢者
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出製品「マスリンゼリー for care(フォーケア)60」についての販売実績はないが、本届出製品と同じ機能性関与成分を同等量含有している「マスリンゼリー」は2016年の発売以来、日本全国において流通実績(過去3年間に3万本以上)があり、本品に起因する重大な健康被害の報告はない。 以上より、本届出製品には通常の食品として十分な安全性があると評価した。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本届出製品の製造工場はISO22000を取得し、認証に準拠した製造・衛生管理等を行っている。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
(標題) マスリン酸の摂取とレジスタンス運動との併用による、筋力の維持効果についての臨床試験 (目的) マスリン酸を含有する食品の経口摂取と低~中強度のレジスタンス運動とを併用することで、加齢によって衰える筋肉を維持する効果があるか評価した。 (背景) 老化による筋力の減少(サルコペニア)に対し、栄養補助と運動はどちらも重要な予防因子として認識されている。筋肉や関節の炎症が筋線維の萎縮に大きな影響を与えるという報告がある一方、食品成分であるマスリン酸には炎症抑制効果があることが報告されている。そこで健康な高齢者に対し、マスリン酸の摂取と低中強度の運動を併用することで筋力にどのような影響があるか調査した。 (方法) 本試験は二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験であり、65歳以上の被験者39名 を運動のみ(対照)群、運動+マスリン酸摂取(試験)群の2群に無作為に分割した。12週間の間、両群共に一定強度の運動を行い、試験群にのみそれに加えてマスリン酸を60mg/日摂取させて全身の運動機能や筋力の変化を測定した。 (主な結果) 試験群ではマスリン酸の摂取前後で右腕、左腕、胴体の筋肉量が有意に増加したが、対照群では変化が見られなかった。また上記の項目及び全身の筋肉量については群間での有意差も認められた。一方脚部の筋肉量、筋力及び歩行速度については有意な変化は見られなかったが、右膝部の疼痛スコアについては有意な改善が見られた。 (科学的根拠の質) 本試験により、マスリン酸の摂取とレジスタンス運動との併用が健康な高齢者の上半身の筋肉量を増加させることが示唆された。また膝の痛みの軽減はマスリン酸の抗炎症効果に起因していると考えられた。研究の限界として、被験者数が少なく、介入期間が短いことが挙げられる。またマスリン酸の体内動態についてはさらなる研究の余地が残されていると考えられる。
変更履歴
(R04.01.14) 様式Ⅲ(分析法)の変更
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由
販売予定なしのため