当該製品「メダリスト500mL用×12袋」にはクエン酸が1袋15gあたり3,525mg含まれ、2,700㎎以上含まれます。株式会社アリストでは粉末清涼飲料(顆粒タイプ)のメダリスト500mL用15g、1L用28gを1999年5月より販売し、2018年5月までの19年間に3,000万袋以上(メダリスト500mL用15g換算)のクエン酸を主とする粉末清涼飲料を販売してきました。メダリスト500mL用15gにはクエン酸が3,525mg、またメダリスト1L用28gにはクエン酸が6,580mg含まれており、メダリスト500mL用15gは500mLの水に溶かし、メダリスト1L用28gは1,000mLの水に溶かして、ほとんどがその日のうちに飲まれています。
このように、クエン酸をそれぞれの製品で、1999年から2018年までの19年間、全国各地で販売し、子供から老人まで、男女を問わず飲まれてきた実績があります。その間にメダリストのクエン酸摂取による重大な健康被害は報告されていません。
柑橘類の中でも特にレモンやライムには多くのクエン酸が含まれており、梅干しにも多量に含有されています。レモン6.08%、ライム6.9%、梅3.3%とクエン酸が含まれています。冬時期によく食べられる温州ミカンにも、9.6g/Lのクエン酸が含まれている。また、クエン酸は我々人体の細胞のミトコンドリア内のTCAサイクル(クエン酸サイクル)において中間的な役割を演じている。
体内では代謝物として普通にみられる物質です。
また、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベースの「クエン酸」の安全性の<一般>及び総合評価の安全性の項に、「α-ヒドロキシ酸(クエン酸、リンゴ酸を含めた物質の総称)として、副作用はほとんど知られていないが、まれに下痢、吐き気などの胃腸の不調を訴える人がいる。」と判断されている。医薬品などの相互作用に関しては「調べた文献の中では見当たらない」と判断されている。
以上の結果から、当該製品の喫食実績の販売実績が有り、安全性の問題もなく、医薬品との相互作用もないと考えられることから、当該製品の安全性は高いと判断した。 |