2005年よりUMIウェルネス株式会社の商品「N-アセチルグルコサミン」という口腔内崩壊型の錠剤に配合されている。1食あたりのN-アセチルグルコサミンの配合量は1,000 mg、販売実績は8,700万食以上となっている。この製品において数例の軽度な腹部症状(下痢、便秘、膨満感)が報告されているものの、N-アセチルグルコサミンが原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されている。
2014 年~2015年に販売されていた焼津水産化学工業株式会社の商品「ナグプラス コラーゲンドリンク」に配合されている。製品の1食あたりの N-アセチルグルコサミンの配合量は1,000mg であり、販売実績は15万食となっている。
このように食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。
N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、抗肥満薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。
以上の理由から、届出食品「楽々サポート N-アセチルグルコサミン」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。 |