【衛生管理体制】
生産および出荷調整にあたっては、JGAP基準に則った作業者の健康状態の把握やトイレ・手洗い設備の整備・衛生管理を行っています。また、担当者による物品の在庫確認のほか、農薬の基準値内使用の確認など、異物混入や農薬の残留が起きないよう品質・衛生管理を行っています。加えて、農薬検査は出荷する際にも都度行い、安全性を担保できる体制で生産しています。
【生産段階における均質性の確保・高品質生産の管理体制】
ハウスで栽培する「富田林の千両なす」なすについては、全てのハウスで遮光無し、3重で被覆を行い、無加温促成栽培を行っています(収穫時期:3月から7月)。
露地で栽培する「富田林の千両なす」については、5月中旬に定植し、雨よけ無しで栽培します。すべて人工授粉による着果を行い、肥料、水、土質のいずれもハウスと同様のものを用いています。(収穫時期:7月から10月初旬)
使用する農業資材、および収穫物の規格を統一することにより、均質性を担保しています。
【選果・選別段階における管理体制】
当園を含む産地(JA大阪南 ナス部会)では、大きさ、キズの程度に応じ市場出荷の規格を14段階定めています。(内訳:A3L,A2L,AL,AM,〇A3L,〇A2L,〇AL,〇AM,B2L,BL,C,D)
このうち、Cまでの規格を「富田林の千両なす」として販売し、それ以外の規格のなすは直売所にて販売しています。 |