様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 森永トリプルヨーグルト砂糖不使用 100g
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)、難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品にはカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)と難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)には、高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能、難消化性デキストリン(食物繊維)には、糖や脂肪の吸収を抑える機能、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能が報告されています。
届出者名 森永乳業株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 疾病に罹患していない成人(高めの血圧(収縮期血圧)が気になる方、糖や脂肪の吸収、食後の血糖値や中性脂肪が気になる方)
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出食品は1個(100g、一日当たりの摂取目安量)当たりカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)が100μg、難消化性デキストリン(食物繊維)が5.0g含まれている食品です。当該食品と類似する食品として「トリプルアタックヨーグルト」、「トリプルアタックドリンクヨーグルト」、「トリプルヨーグルト」、「トリプルヨーグルト ドリンクタイプ」、「トリプルヨーグルト砂糖不使用」、「トリプルヨーグルト砂糖不使用 ドリンクタイプ」(以上、全て森永乳業株式会社製)が挙げられます。これらの商品は、これまでの間、日本国内で累計1億個(本)以上(2021年3月時点)販売されてきました。また、これらの商品は1日1個(本)を目安に摂取されていると想定され、本届出食品の機能性関与成分であるカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を100μg/個(本)、難消化性デキストリン(食物繊維)を5.0g/個(本)を含みます。これらの商品に関する健康被害情報はこれまでに確認されていません。したがって、類似する食品と同様に本届出食品は安全であると評価しました。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは、体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本届出食品はFSSC22000 の認証を取得した工場にて製造および品質管理を行っています。本届出食品の機能性関与成分であるカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)、難消化性デキストリン(食物繊維)は一般財団法人日本食品分析センターにおいて、製品に表示された量が含まれていることが確認されています。 届出後においても、機能性関与成分のカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)については、届出者、機能性関与成分の難消化性デキストリン(食物繊維)については、一般財団法人日本食品分析センターにおいて、定性・定量分析等を実施します。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)が血圧に与える影響に関する研究レビュー 【目的】高めの血圧(正常高値血圧)を有する疾病に罹患していない成人がカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を含む食品を摂取した時、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を含まない食品を摂取した時と比較して血圧が低下するかを明らかにするために研究レビューを実施しました。 【背景】トリペプチドMKPを含むカゼインペプチドの血圧低下機能が報告されていますが、それらの結果を系統的に評価した報告はありません。そこで、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)の摂取が血圧に与える影響を検討しました。 【レビュー対象とした研究の特性】高めの血圧を有する疾病に罹患していない成人を対象にした報告を文献データベースで検索しました(2021年9月6日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は1報で、信頼性の高い試験方法で森永乳業株式会社が実施した試験でした。 【主な結果】採用文献では、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を12週間摂取すると、高めの血圧(収縮期血圧)が下がることが報告されていました。試験食品に起因する有害事象はありませんでした。 【科学的根拠の質】より長い摂取期間における効果が不明である点や文献数が少ない点が限界として挙げられます。一方、採用文献は信頼性の高い試験方法で実施されており、さらなるエビデンスの充実が必要なものの、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を摂取すると高めの血圧(収縮期血圧)が下がることが示唆されていると評価しました。 【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が糖の吸収に与える影響に関する研究レビュー 【目的】健康な成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して糖の吸収が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。 【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで糖の吸収を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンが糖の吸収に与える影響を検討しました。 【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人を対象に、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血糖値の濃度推移を報告している文献を国内外のデータベースおよびその他情報源で検索しました(2019年7月4日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は24報で、信頼性の高い試験デザインで実施された試験でした。 【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血糖濃度が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は糖の吸収を抑制すると考えられました。 【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。 【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が脂肪の吸収に与える影響に関する研究レビュー 【目的】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して脂肪の吸収が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。 【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで脂肪の吸収を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が脂肪の吸収に与える影響を検討しました。 【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人を対象に、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血中中性脂肪の濃度推移を報告している文献を国内外のデータベースおよびその他情報源で検索しました(2019年7月4日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は9報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。 【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血中中性脂肪濃度が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は脂肪の吸収を抑制すると考えられました。また、健康な成人だけを対象とした場合でも脂肪の吸収抑制作用が認められました。 【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。 【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が食後血糖値に与える影響に関する研究レビュー 【目的】健康な成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して食後血糖値の上昇が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。 【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで食後血糖値の上昇を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が食後血糖値に与える影響を検討しました。 【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人が食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血糖値を報告している文献を国内外のデータベースで検索しました(2014年12月25日、2015年1月5日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は43報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。 【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血糖値が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は食後血糖値の上昇を抑制すると考えられました。 【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。 【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が食後血中中性脂肪に与える影響に関する研究レビュー 【目的】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して食後血中中性脂肪の上昇が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。 【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで食後血中中性脂肪の上昇を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が食後血中中性脂肪に与える影響を検討しました。 【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人を対象として、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血中中性脂肪を報告している文献を国内外のデータベースで検索しました(2015年6月25日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は9報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。 【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血中中性脂肪が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は食後血中中性脂肪の上昇を抑制すると考えられました。また、健康な成人だけを対象とした場合でも血中中性脂肪の上昇抑制作用が認められました。 【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。
変更履歴
(2022.11.14) 様式Ⅵ(表示見本) (2023.09.11) 様式Ⅳ 別添(組織図)、様式Ⅵ(表示見本)
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由