様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 氷結熟成豚
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 イミダゾールジペプチド
表示しようとする機能性 本品にはイミダゾールジペプチドが含まれます。イミダゾールジペプチドには、日常生活での一時的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
届出者名 司フーズ・システム株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本品「氷結熟成豚」は2020年9月の発売以来、延べ12万kg(1食100gとして約120万食分)の販売実績があります。 日本で年齢、性別を問わず販売され、発売以来健康被害に関する報告されていません。 以上のことから、本品「氷結熟成豚」はヒトの健康を害する恐れはないと判断しました。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。摂取目安量を守ってお召し上がりください。抗高血圧薬を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本品は、当社が指定した農場より仕入れ、HACCP基準に準じた屠場で屠畜・解体後オゾン水での洗浄・殺菌を行い安全な衛生管理のもと枝肉として丹波蔵プロセスセンターに搬入しています。 搬入された枝肉は、製法特許 第6511576号の生産基準に沿って生産されます。社内基準に沿って枝肉の選別を行い優れた枝肉のみに氷結熟成を施し生産しています。 生産工程は品質管理部において専門的な知見のもと厳しいチェックがなされます。 また、毎月1回は外部機関でも生菌検査をし安全性を確認しています。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
(ア)標題 「氷結熟成豚」に含まれるイミダゾールジペプチドの摂取による疲労感軽減作用に関する定性的研究レビュー (イ)目的 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)において、イミダゾールジペプチドの摂取は疲労感の軽減作用を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施しました。 (ウ)背景 イミダゾールジペプチドの摂取による疲労感軽減作用は、多くの文献で報告されていますが、これらの知見をまとめた研究レビューは限られています。そこで、国内外の文献を精査し、研究レビューを行いました。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 2019年7月~8月時点でデータベース上に公開されている文献を対象として、文献検索、レビューを国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の資金で、(公財)日本健康・栄養食品協会の職員が実施しました。レビュー対象文献は、上記の目的について、査読付き文献であり、試験対象者を疾病に罹患していない者、介入食をイミダゾールジペプチドを含む食品、対照食をプラセボ、研究デザインをランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験となっている文献を選択しました。 (オ)主な結果 上記条件に合致した3報の文献を採用しました。そのうち2報において、イミダゾールジペプチドを含む食品(ともにイミダゾールジペプチドの摂取量400mg/日)を摂取することにより、対照群との比較において疲労感の有意な軽減作用が認められました(効果あり)。残りの1報においては、対照群と比較して疲労感を軽減する傾向が認められましたが、有意差は認められませんでした(効果なし)。本研究レビューの結果から、イミダゾールジペプチドを含む食品の摂取は、疲労感を軽減する作用を有するという肯定的な結果を得ました。採用した文献3報のうち、「効果あり」と判定した2報はいずれも健常な日本人を対象者としており、想定される摂取対象者である日本人に適用可能であると考えました。 (カ)科学的根拠の質 本研究レビューの限界としては、採用文献数が3報と少ないことがあげられます。また、イミダゾールジペプチドの摂取期間が4週間~12週間と短く、より長期に摂取した場合の効果が不明であることも限界の1つです。しかし、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の農林水産物機能性評価委員会の評価結果は、効果があるランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験が2報あることから「C」評価、採用文献2報で有意な効果、1報で傾向が認められていることから「B」評価としています。そこで、本研究レビューが表示しようとする機能性の根拠として科学的根拠の質は十分であると判断しました。 また、評価した研究で摂取させていたイミダゾールジペプチドは飲料形態でしたが、生鮮食品である本製品と消化性に差はないと考えられます。
変更履歴

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由