様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 瀬戸内かあちゃんの食べる小魚
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 EPA・DHA
表示しようとする機能性 本品には魚由来のEPA・DHAが含まれています。EPA・DHAには、中性脂肪を下げる機能があることが報告されています。
届出者名 株式会社オカベ
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 疾病に罹患していない者
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は「いわし煮干し」であり、古くからそのまま食べたり、出汁に使用されたりと日本人にはなじみの深い食品であることから、その安全性については自明である。 なお、2017年度のいわし煮干しの生産量は18,992トン(水産加工品の加工種類別品目別生産量:農林水産省)であり、現在においても相当な量の生産があり、それを消費していることから、実食実績は十分であると考える。 当該製品は食塩無添加であり、それ以外は通常の煮干しと全く違いは無いことから、通常の煮干しと同様に安全性には問題ないと考える。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は多量に摂取することにより、より健康が増進されるものではありません。抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。品質保持のために脱酸素剤を封入しております。食べられませんのでご注意ください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

当社工場は大日本水産会のHACCPを取得しており、原料の入荷から製品の出荷まで工程ごとの危害分析を行って、安全性を確保している。また原料はそのロット毎に検査を行い、基準に合わないものはこの商品に使用しないように管理している。会社全体としてISO9001を取得し、顧客満足を向上できるよう体制を整えている。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】 EPA・DHAの血中中性脂肪値(以下、中性脂肪値)低下機能に関する研究レビュー 【目的】 疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)がEPA・DHAを摂取することで、プラセボと比較して、中性脂肪値が低下するか否かを検証するため、定性的研究レビューを実施した。 【背景】 EPA・DHAの経口摂取による中性脂肪値低下機能に関しては、国内外で多数の報告がある。しかしながら、対象者を「疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者」に限定した場合では、その有効性が明確ではなかった。そこで、本研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 2つのデータベース(PubMed・医中誌Web)を使用し、文献の検索を行った(検索日:2016年8月3日)。検索対象は検索日までに登録されている文献とした。レビュー対象とした研究は、「疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)」を対象集団とし、研究デザインがランダム化比較試験のものである。最終的に評価した文献は23報であった。 【主な結果】 採用文献23報のうち16報について、EPA・DHAの摂取による有意な中性脂肪値の低下があったことが報告されていた。これらの報告のうち、疾病に罹患していない者を対象とした15報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を含む8報のうち6報で中性脂肪値の低下が認められていた。その際のEPA・DHAの摂取量は1日当たり182mg~9000mgの間であり、期間は7日間~12か月であった。本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHA・EPAを総量として182mg以上含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 【科学的根拠の質】 非日本人を含めた今回の研究レビューにおいて、採用文献それぞれの各種バイアスリスク(偏りの危険性)は低く、エビデンス(科学的根拠)の強さは強(A)と判断した。よって機能性関与成分EPA・DHAを1日当たり182mg以上摂取することで、中性脂肪を下げる機能が認められると判断した。ただし、本研究レビューの限界として、言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)やサンプリングバイアス(被験者の偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。
変更履歴

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由