様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 オクラからのエール
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 オクラ由来水溶性食物繊維
表示しようとする機能性 本品にはオクラ由来水溶性食物繊維が含まれます。オクラ由来水溶性食物繊維は、食事に含まれる糖の吸収を抑えて、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。
届出者名 有限会社エール
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 成人健常者
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
機能性関与成分「オクラ由来水溶性食物繊維」の基原原料であるオクラは世界各国で栽培されている野菜で、日本では国民生活上及び地域振興上の重要性から指定野菜に準ずる野菜として位置づけられる特定野菜の一つである。国内のオクラの出荷量は昭和51年度以降8,000~13,000tで推移している。市場に流通しているオクラは、サラダ等の具材として、スープやみそ汁の具材として、加熱調理されたものを摂取している。生食は少なく、流通されたオクラのほとんどが加熱された加工食品の状態で、世界的な規模で性別、年齢、季節に関係なく日常的に摂取されている。 本届出商品はオクラを乾燥・粉末化したものであり、水とともに摂取することを想定していることから、上記オクラと成分や消化吸収は同等と考えられる。また、本届出商品の一日摂取目安量当たりのオクラ由来水溶性食物繊維の量は378 mgであり、この量はオクラ23~26 g程度に相当し、日常的に摂取している量である。 以上のことから、オクラ由来水溶性食物繊維はオクラとして十分に食経験があり安全性に問題はないと判断した。
(3)摂取をする上での注意事項
・開封後はなるべく早めにお召し上がりください。 ・原材料をご参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。 ・一日摂取目安量を守ってください。摂り過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。 ・天然原料を使用しているため、色調にバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本届出商品は、内容物の製造から充填・包装工程までを一貫して健康食品GMP適合認定工場で製造している。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】 オクラ由来水溶性食物繊維による食後の血糖値の上昇抑制及び糖の吸収抑制について 【目的】 成人健常者を対象としてオクラ由来水溶性食物繊維の単回経口摂取による食後の血糖値の上昇・糖の吸収の抑制について評価した。 【背景】 オクラは水溶性食物繊維を豊富に含み、生鮮野菜として広く普及している。水溶性食物繊維は水に溶けやすく、溶けるとゼリー状となり、小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにすることで、食後の血糖値の上昇を抑制することが知られている。つまり、オクラ由来水溶性食物繊維には食事由来の糖質の吸収を抑制することによる、血糖値上昇抑制機能が期待されるが、健常者に絞って評価した研究レビューは少ない。そこで我々は、健常者を対象に、オクラ由来水溶性食物繊維の単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制及び糖の吸収抑制作用について、研究レビューにより検証した。 【レビュー対象とした研究の特性】 外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には1報の論文を採用した。 【主な結果】 採用論文を評価した結果、食後の血糖値の上昇を抑制するか及び糖の吸収を抑制するかについて、肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、オクラ由来水溶性食物繊維の一日当たりの有効摂取量は、378 mgであった。 このことからオクラ由来水溶性食物繊維を一日当たり378 mg以上摂取する事が望ましいと判断した。 【科学的根拠の質】 本研究の限界は、採用論文は日本人を対象としていたが、論文数が1報しかないことである。そのため、今後、さらなる研究が必要であると考えられた。
変更履歴

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由