様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 エキストラヴァージンオリーヴオイル プラチナラベル 小豆島産
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 オリーブオイルポリフェノール
表示しようとする機能性 本品にはオリーブオイルポリフェノールが含まれます。オリーブオイルポリフェノールには、抗酸化作用により、血中LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制する機能性が報告されています。LDL(悪玉)コレステロールが気になる方にお勧めです。
届出者名 小豆島ヘルシーランド株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) LDL(悪玉)コレステロールが気になる方(健常成人であり、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本品は、オリーブ(Olea europaea L)の実を搾ってろ過したエキストラバージンオリーブオイルで、その他の特別な加工等はしていません。 オリーブの実を搾るだけで簡単にできるオリーブオイルは、人類が最初に手にしたオイルとして、「オイル」ということばの語源になっています。紀元前700年頃から古代ギリシャはオリーブの栽培で国力を蓄え、繁栄を迎えたと言われています。紀元前370年頃イタリア半島に移植され、やがてオリーブの主要産地の一つとなりました。日本では1908年(明治41年)農商務省が香川県小豆島に植えたオリーブから始まり、現在では全国各地で栽培され、オリーブオイルが作られています。 最近のオリーブオイルの生産・消費量等は次のとおりです。 ○世界での消費量(2015年) 約330万トン(国際オリーブ協会調べ) ○日本の食用オリーブオイル輸入量(2015年) 59,807トン(財務省貿易統計) ○日本のオリーブ収穫量(平成25年度) 261.3トン(農水省特産果樹生産動態等調査) 本品はエキストラバージンオリーブオイルであり、機能性関与成分であるオリーブオイルポリフェノールは上記の食経験実績で示したオリーブオイルに同様に含まれているとともに、当該オリーブの実を搾っただけのオイルそのもので、加工工程による影響等により機能性関与成分の変質はありません。また、機能性関与成分の消化・吸収過程も同じであると考えられます。 以上の喫食実績から本品は食経験に基づく十分な安全性があると考えられます。 また、弊社では平成14年8月からエキストラバージンオリーブオイルを販売していますが、これまでにお客様からの健康被害報告はありません。 以上から、本品は非常に安全な製品であると考えています。
(3)摂取をする上での注意事項
脂質の過剰摂取を避けるため、1日摂取目安量を守ってください。本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

食品GMPに準拠して弊社独自の「衛生管理手順書」及び「オリーブオイル品質管理規定」を作成し、従業員教育を徹底するなどにより、規定の遵守・体制の維持を図っています。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】 機能性関与成分オリーブオイルポリフェノールによる血中LDLコレステロールの酸化抑制に関する研究レビュー 【目的】 オリーブオイルポリフェノールの血中LDL(悪玉)コレステロール酸化抑制効果の科学的根拠を調査しました。 成人健常者について、オリーブオイルポリフェノール濃度の異なるオリーブオイルを摂取して、血中LDLコレステロールの酸化抑制効果に違いがあるかを調べた文献を探し研究レビューを実施しました。 【背景】 オリーブ果実を搾っただけのエキストラバージンオリーブオイルには特有のポリフェノールが含まれ、抗酸化作用など様々な機能をもつことが知られていますが、これまで、オリーブオイルポリフェノールの血中LDLコレステロール酸化抑制効果を包括的に整理した研究レビューは実施されていませんでした。 LDLコレステロールは悪玉コレステロールとしてよく知られています。LDLコレステロールが増えすぎると活性酸素の影響で酸化して、過酸化脂質になり、蓄積すると動脈硬化性疾患の相対リスクを高めるといわれています。 活性酸素は生体内で、脂質、タンパク質などと反応して、脂質の過酸化、タンパク質の変性など様々な作用をもたらします。これにより、活性酸素は細胞を傷つけ、老化などの原因となりますが、人は、この活性酸素の害を防御する抗酸化作用が備わっており、この酸化ストレスと抗酸化作用のバランスが健康を守る鍵となります。 したがって、オリーブオイルポリフェノールの摂取で、その抗酸化作用により血中LDLコレステロールの酸化が抑制されることは、健康の維持及び増進につながると考えられます。 なお、欧州食品安全機構(EFSA)の2011年の評価により、EU圏内では「オリーブオイルポリフェノールの摂取は血中LDL(悪玉コレステロール)を酸化ストレスから保護するのに貢献する」という健康強調表示が認められています。 【レビュー対象とした研究の特性】 オリーブオイルポリフェノールが血中LDLコレステロールの酸化に与える影響について日本語文献と英語文献について調査した結果、欧州において行われた信頼性の高い文献が1件ありました。 【主な結果】 採用文献では、オリーブオイルポリフェノールを1日7.53mg以上摂取することで、その抗酸化作用により、血中LDLコレステロールの酸化抑制効果のあることが認められていました。 【科学的根拠の質】 本研究の限界として、採用文献が1報であることが挙げられます。したがって、非一貫性については評価できませんが、他のバイアスリスクは低く、アウトカムは主観の入らない血中酸化LDLコレステロールによる評価です。また、対象者は男性のみで日本人ではありませんが、抗酸化作用について、日本人男女に対しても有効性が示唆されます。したがって、科学的根拠の質は高く当該製品の機能性の評価に値すると判断しました。
変更履歴
(R1.8.28)様式Ⅰ、様式Ⅶの修正 (R2.8.21)様式Ⅲ添付分析資料の修正
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由