様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 ホホホタケ
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 エルゴチオネイン
表示しようとする機能性 本品にはエルゴチオネインが含まれます。エルゴチオネインには継続的な摂取により、中高年の方の認知機能の一部である言語記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び単純注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能があることが報告されています。
届出者名 株式会社大井川電機製作所
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 脳の認知機能(記憶力や注意力)の衰えを感じている健康な中高年の方
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
エルゴチオネインは、アミノ酸誘導体の一種で、麦角菌産生物から単離、発見され、キノコ類やレバー、穀類、豆類などに多く含まれる。 当該届出製品は、「はなびらたけ」という品種の食用キノコである。「はなびらたけ」は、特用林産物生産統計調査(政府統計ポータルサイト:e-Stat)によると2021年全国で約188.5トンの生産量があり、食用キノコとしての食経験は十分にあると判断できる。当社では、温度・湿度・二酸化炭素などを緻密に制御することで高品質な栽培を実現した。2021年3月から2023年3月末まで、主に食材として販売しており、その販売量は累計約 70t である。現在までに、有害事象など安全性に関する問題が発生したとの報告は受けていない。 エルゴチオネインは、米国FDAではGRASに該当するとされている。 以上より機能性関与成分エルゴチオネインを含む当該届出食品の安全性に問題はないと考えられる。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

HACCPに基づいた社内管理体制を構築し、自社の作業手順書及び衛生管理マニュアルに従った栽培生産管理を行っている。収獲は、異物の確認、服装や手袋/器材の衛生管理を徹底している。また、収穫後製品の色味などの目視検査を実施し、異常のある物を選別している。一定の重量以上である事を確認してパック詰めし、6℃以下の冷蔵庫内で保管している。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】  エルゴチオネインの認知機能に関する研究レビュー 【目的】  本研究レビューは、エルゴチオネインを含む食品を疾病に罹患していない中高年の方が摂取することにより、認知機能を維持、改善するかについて明らかにすることを目的とした。 【背景】  エルゴチオネインは、神経保護作用、神経新生作用、アミロイドβの抑制作用等の報告があり、認知機能を改善すると考えられている。そこで、本レビューでは疾病に罹患していない中高年の方が、エルゴチオネインを摂取することによって、認知機能を維持、改善するかについて文献検索を行い、それらデータの定性評価を行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 2022年9月6日に、同日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない中高年の方(MCIの者を含む。未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)で、エルゴチオネインの摂取による認知機能の変化を評価したものについて検討した。最終的に1報の論文を採用し評価を行った。 【主な結果】  評価項目とした「認知機能」について、エルゴチオネイン5 mg/日、12週間摂取により言語記憶力並びに単純注意力で有意な改善が、認知機能速度並びに持続的注意力で改善傾向が認められた。 【科学的根拠の質】  研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した論文のバイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、エルゴチオネインを含む食品を疾病に罹患していない中高年の方が摂取することにより、認知機能の一部である、言語記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び単純注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能には科学的根拠があると判断した。
変更履歴

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由