本品には、喫食実績はありません。機能性関与成分として本品に含まれている難消化性デキストリン(食物繊維)の既存情報による食経験の評価により、安全性を評価しています。
難消化性デキストリンは、天然のでん粉を原料として作られた水溶性の食物繊維です。難消化性デキストリンは、米国のFDAにおいてGRASと認められた成分で、国内においても難消化性デキストリンは、特定保健用食品全体(1210品目)の32.5%(393品目)を占め、最も多く利用されている機能性関与成分(平成27年11月27日現在)であり、広く摂取されている成分です。本品の食経験を評価するため、本品と同じ難消化性デキストリン(松谷化学株式会社 商品名:ファイバーソル2)の年間出荷量から食数を導き出し評価しました。
2013年10月~2016年9月 3年間の出荷量は1,033,560kgでした。これは、1食分5.5gを含む商品に換算するとその喫食実績量は3年間で1億8,792万食になります。難消化性デキストリン(松谷化学株式会社 商品名:ファイバーソル2)の原料製造販売元に問合せ健康被害情報の有無を確認しましたが、過去3年間において本原料が起因すると思われる健康被害情報はありませんでした。
また、補足的に公的機関の情報も併せて安全性評価を行うのが好ましいと判断し調査を行いました。独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース」を検索したところ健康被害情報はありませんでした。但し、本品を一度に7本程度飲用した場合に下痢症状を起こす可能性がある旨の報告があったことから、本品を飲用される方の体質・体調を考え(3)に記載の摂取上の注意を容器に表示しております。尚、上記データベース上に医薬品との相互作用に該当する情報はありませんでした。
本品は烏龍茶でもあります。烏龍茶はサントリーが1981年販売を始め、現在最大手として35年間販売を続けておりますが、特に問題もなく継続して販売されております。弊社の商品も一般的な烏龍茶と同様の製法で作られていること、また独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース」を検索したところ健康被害情報もないことから烏龍茶自身にも安全性に問題はないと考えます。
以上の情報を総合し、本品の安全性に問題はないと考えます。 |