様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 ばなな屋さんの逸品
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれ、GABAを12.3mg/日摂取すると、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品を可食部120g(1~3本)食べると、機能性が報告されている1日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。
届出者名 株式会社ファーマインド
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 疾病に罹患していない血圧が高めの日本人成人男女(正常高値血圧者)(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
紀元前5千年以上より前には、種がなく可食部の多い種のバナナが見つかり、東南アジアで栽培が始まった。紀元前2000年頃にはインドや東アフリカに渡り、その後アフリカから中南米にも伝播された。国際連合食糧農業機関(FAO)の統計によれば、2019 年の 全世界でのバナナの年間生産量はおよそ1 億 2,900 万トンであり、世界中で食され、親しまれている。日本では1903年(明治36年)に台湾からもたらされ、正式に輸入が始まった。2019 年(令和元年)の輸入量は約 104 万トン (財務省貿易統計)、一世帯(二人以上の世帯)あたりの購入数量 は平均 18.4kg(家計調査:総務省統計局)であった。  当社が設立された当時、スーパーマーケットがチェーン化・全国展開し、大量の商品を均一な品質で届ける需要が生まれた。 バナナも同様で、小規模な加工施設や加工業者では対応が困難な状況になっていた。 そこで当社は、コールドチェーンによる高品質な青果物の供給をめざし各地の卸売会社と共に1991年に設立した。   1997年に加工したバナナは4拠点で年間約630万ケース、2003年には年間1,800万ケース、2011年は13拠点で年間3,708万ケースを加工するまでになった。この時点で日本のバナナ輸入量の36%を占めるまでになった。2004年には自社ブランドバナナの販売を開始。より安定した供給をめざし2015年から本格的にフィリピンから自社で輸入を開始。 以上より、過去長きにわたる食経験及び喫食実績と照らして、安全性の懸念がないことから、当該商品を1 日当たり120g(1~3本)を食することに対する問題はないと判断した。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は、医師、薬剤師にご相談ください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

EUROGAPなどの適正農業規範をもとに、フィリピン国の農業省農水産品基準局(BAFPS)が定めた〔バナナ生産のための適正農業規範〕に準拠した生産・製造管理体制を有する生産者から調達を行っている。  取引先生産者は〔バナナ生産のための適正農業規範〕に推奨される土壌調査や水源の水質調査、圃場周辺の環境調査の実施や同規範および農業省肥料農薬庁(FPA)が定める規制を遵守した農薬・肥料の管理体制により誤使用や漏出による汚染が起きない条件下で栽培されている事を確認している。またフィリピン国農業省作物産業局(BPI)で認定された選果・梱包場にて個人衛生管理を含む衛生施設環境下にて生物的・科学的・物理的な汚染が発生しない条件下で製造がおこなわれている。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題: 最終製品「ばなな屋さんの逸品」に含有する機能性関与成分 GABA の摂取による血圧低下の機能性に関するシステマティックレビュー 目的:血圧が高めの成人男女(正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者)(P)がGABAを含む食品を継続摂取した場合(I)とプラセボを継続摂取した場合(C)で、血圧を低下させるか(O)を評価した。 背景:GABA含有の本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、血圧が高めの成人男女(正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者)において、GABA含有食品摂取が血圧を低下させる効果を持つかについて検証した。 レビュー対象とした研究の特性:PICOに従い、英語および日本語のランダム化比較試験(RCT)の査読付き論文を対象とした。文献の発表された期間は特に制限しなかった。主要評価項目は収縮期血圧と拡張期血圧とし、Ⅰ度高血圧者を含む文献も対象としたが、Ⅰ度高血圧者のみの報告及び正常高値血圧者での層別解析ができない文献については対象外とした。摂取期間は8週間以上とした。 主な結果:採用された6報の文献の詳細について、対象者はすべて正常高値血圧者あるいはⅠ度高血圧者の成人男女であり、正常高値血圧者を対象とする層別解析で、プラセボ食摂取群に対して介入群の収縮期血圧と拡張期血圧が有意に低下していた。介入群の GABA の摂取量は 最小で12.3mg/日であった。 科学的根拠の質:バイアスリスクとして、6報でランダム化や割付の隠蔵についての詳細な記載が不足しており、5報でPPSを使用している文献が見られた。また、その他のバイアスとして、被験物製造企業の従業員が含まれること、利益相反の記載がないこと、出版バイアスの可能性が考えられた。以上のバイアスリスクは否定できないものの、採用した6報すべてで正常高値血圧者の収縮期血圧または拡張期血圧に対する肯定的な結果が得られており、エビデンス総体に影響する重大なリスクはないと判断した。
変更履歴
2021.12.28 別紙様式(Ⅶ)の修正 2022.6.23 別紙様式(Ⅲ)、別紙様式(Ⅲ)-2、別紙様式(Ⅶ)の追加
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由