様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 お~いお茶プレミアムティーバッグ一番摘み緑茶
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 ガレート型カテキン
表示しようとする機能性 本品にはガレート型カテキンが含まれます。ガレート型カテキンには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。
届出者名 株式会社伊藤園
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 疾病に罹患していないBMIが高めの方
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
(既存情報を用いた評価) 機能性関与成分である「ガレート型カテキン」について国立健康・栄養研究所のデータベースで検索を行ったところ ガレート型カテキンを使用した飲料として、株式会社伊藤園が2010年から日本国内で販売を開始した特定保健用食品「2つの働き カテキン緑茶」が記載されていました。この製品の一日あたりの摂取目安量は茶カテキン394mg(ガレート型カテキン356mg)で、累計1億9000万本の販売実績があり、これまでに、この製品に起因する重篤な健康被害情報は報告されていません。 また同データベースにカナダ保健省から、緑茶抽出物摂取との関連が疑われる肝毒性の事例が公表されていますが、カテキンと健康被害との因果関係は不明とされており、濃縮物等の適切な摂取を推奨するために公表されたものです。 次に機能性関与成分である「ガレート型カテキン」についてナチュラルメディシンデータベースで調査を行ったところ十分な食経験があることが推察されました。 以上より過剰摂取に注意して飲用する場合において、ガレート型カテキン340mgを含有する当該商品の摂取は安全であると判断しておりますが、体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談して下さい。
(3)摂取をする上での注意事項
多量摂取により、より健康が増進されるものではありません。 本品は、通常の緑茶同様のカフェインを含んでいるため、眠れなくなる方は夕方からの飲用を避けてください。 空腹時に摂取すると胃が痛くなることがあります。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

【生産体制】 FSSC22000に準じた管理手法にて、製造施設、従業員の衛生管理と食品安全管理を実施しています。具体的には、ゾーニングにより作業区域毎での清浄度を設定し、原材料の受け入れから最終製品の出荷工程において、各種標準作業手順書を基に一般的衛生管理を実施しています。更に、製造記録の文書による管理、保管を行い、トレーサビリティーシステムを導入することで製品の不良品が生じた場合に原因を追求できる体制を構築しています。 【製造及び品質管理体制】 製造工程の管理、工場の管理と共に、最終製品は出荷検査を実施しています。規格に適合した製品のみ出荷する仕組みになっており、安全な製品をお客様にお届けしています。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:「お~いお茶プレミアムティーバッグ一番摘み緑茶」に含有する機能性関与成分ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関する研究レビュー 【目的】当該製品を販売するにあたり、ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関して科学的な根拠があるのか「健康な成人(BMIが高めの方を含む)がガレート型カテキンを含む食品を摂取すると体脂肪が低減するか」について文献を調査しました。 【背景】 ガレート型カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、エピガロカテキンガレート(EGCG)、エピカテキンガレート(ECG)、ガロカテキンガレート(GCG)、カテキンガレート(CG)の4種のカテキン類から成るものです。ガレート型カテキンには、リパーゼ阻害活性があることが報告されており、動物試験においても食後中性脂肪値の上昇抑制作用や内臓脂肪低減作用が示されています。 一方で、BMIが高めの方を対象としていくつかのヒト試験が実施されていますが、ガレート型カテキンの体脂肪低減作用について網羅的に解析したレビューはありません。 【レビュー対象とした研究の特性】 日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人(BMIが30未満の者)を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、4件の文献がヒットしました。 【主な結果】  採用した4件の文献の研究結果から、BMIが30未満の健康な成人を対象にガレート型カテキンを摂取させた場合、体脂肪を低下させることが示されました。また、内臓脂肪面積が100cm2未満の者を対象に層別解析を実施した場合においても同様に体脂肪を低下させることが確認されました。 【科学的根拠の質】  ガレート型カテキンの体脂肪低減効果を確認した文献は4件あり、全てRCTでした。バイアス・リスクは中程度でしたが、直接性、不精確、その他バイアスは低く、総じて研究の妥当性・信頼性は中程度から高程度と考えられました。  よって、「お~いお茶プレミアムティーバッグ一番摘み緑茶」は1日摂取目安量あたりガレート型カテキン340mg(抽出後)を含有しているため、体脂肪を減らす機能が期待できます。
変更履歴
(R3.07.26)様式Ⅵ 表示見本の追加 (R3.11.16)様式Ⅲ・様式Ⅶの追記、別紙様式(Ⅲ)-1の追加
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由