様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 PapriX(パプリックス)パプリカエクササポート
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 赤パプリカ由来キサントフィル
表示しようとする機能性 本品には、赤パプリカ由来キサントフィルが含まれます。抗酸化作用を持つ赤パプリカ由来キサントフィルには、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
届出者名 グリコ栄養食品株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 健常成人男女
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出商品と同じ機能性関与成分「赤パプリカ由来キサントフィル」を1日摂取目安量あたり9 mg程度配合したサプリメントが、2016年より日本全国で販売されていますが、これまでそれら食品に起因する重大な健康被害の報告はありません。 しかしながら、販売期間が比較的短いことから、「赤パプリカ由来キサントフィル」を含有するパプリカ色素の食経験について、文献調査を行いました。 その結果、国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価において、現在の使用を認める、と評価されていました。JECFAはまた、パプリカ由来カロテノイドの食経験について2009年に資料をまとめ、以下(A)(B)の記載があり、ボスニアやイギリスなどの国民は、総カロテノイドとして10㎎(総キサントフィルとして9mg)を上回る食経験を有していると理解できます。 (A)157か国のパプリカ由来総カロテノイドの摂取量が、1~60 mg/日(もしくは1~155 mg/日)に分布している。 (B)イギリスでのパプリカ由来総カロテノイドの平均摂取量は2.9~6.9 mg/日であるが、高摂取者では 6.3~13.2mg/日である。 さらに、毒性試験の結果も調べたところ、パプリカ色素の無影響量は、げっ歯類(ラット)において約400㎎/㎏体重/日以上でした。 以上の情報から、当該製品には十分な安全性が確認できていると判断いたしました。
(3)摂取をする上での注意事項
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものでありません。 1日の摂取目安量を守ってください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本品の製造会社である三生医薬株式会社 南陵工場および依田橋工場は、国内GMPの認証を得ており、その基準に準拠して生産・製造の品質管理を行っています。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
①標題 赤パプリカ由来キサントフィルによる抗酸化作用により、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減する効果に関するシステマティックレビュー ②目的 健常成人男女に対して、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取した場合に、プラセボを摂取した場合と比較して、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減させるかを検証することを目的とした。 ③背景 赤パプリカはキサントフィル類90%、カロテン類が10%という特殊な組成をしており、優れたキサントフィルの供給源です。生活習慣病予防に有用と注目されているβ-クリプトキサンチンや視機能の維持に寄与するとされるゼアキサ ンチンなど7種類のキサントフィルを含有しており、多岐に渡る生理作用が期待できると考えました。 ④レビュー対象とした研究の特性 検索期間を限定せずに、国内外のデータベースを用いて、関連研究を網羅的に検索した結果(検索日:2020年9月7日)、日本で実施され、疾病のない健常成人を対象とした査読付きの1文献を抽出した。その1文献は研究デザインとしてプラセボ対照無作為化二重盲検群間比較試験であった。赤パプリカ由来キサントフィルの摂取により、運動時の一過性の疲労感を軽減されるか、を評価している研究を対象とした論文であった。 ⑤主な結果 採用論文は査読付きの1報であった。本研究レビューにおいて、健常成人が、赤パプリカ由来キサントフィルを1日9 mgを継続的に摂取することにより、赤パプリカ由来キサントフィルを含まない食品を摂取する場合と比較して、運動後の疲労感軽減の効果がみられると結論付けた。 ⑥科学的根拠の質 採用論文における論文数が1報であること、またその論文において出版バイアスの可能性は否定できないが、肯定的な結果が確認されていることから、表示する機能性には問題ないと判断した。
変更履歴
(R4.1.27)別紙様式Ⅲ-3 分析方法に関する公開情報の追記(分析方法の詳細情報を記載するため)
 
   新旧対照表を確認される場合はこちら→新旧対照表

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由