様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 健康経営サプリ ゲッケイジュプレミアム チュアブル
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 ゲッケイジュ葉エキス(指標成分:デアセチルラウレノビオリド、コスツノリド)
表示しようとする機能性 本品にはゲッケイジュ葉エキスが含まれます。ゲッケイジュ葉エキスには日常生活における口腔内の悪玉菌の一種であるT.forsythensisの存在比率の上昇を抑えることによって、健常な女性の歯ぐきを丈夫で健康に保つ機能があることが報告されています。
届出者名 株式会社常磐植物化学研究所
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 健常成人女性
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
下記の(ア)、(イ)、(ウ)の情報によりゲッケイジュ葉エキスを一日摂取目安量108 mgで配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)喫食実績による食経験の評価 ゲッケイジュ葉エキスは現在までに累計1,000 kg以上販売されているが、これまでに安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。 (イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 米国ではゲッケイジュ葉はアメリカ食品医薬品局(FDA)より食品添加物に与えられる安全基準合格証であるGRAS(Generally Recognized As Safe、一般に安全と認められる)に認定されていることから、一定の安全性が認められている。また、本届出商品に使用されるゲッケイジュ葉エキスを用いた4週間のヒト試験(健常成人男女44名、一日摂取量108 mg/日)において、有害事象及び副作用がないことを確認している。さらに、動物試験における無毒性量は1000 mg/kg/dayであり、60 kgの成人に換算した場合 (安全係数100として)、600 mgに相当する。これは本届出商品にて摂取するゲッケイジュ葉エキスの1日摂取目安量108 mgの5.5倍である。 (ウ)医薬品との相互作用に関する評価 本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、医薬品との併用を想定していないため健康被害のリスクは低いと考えるが、より安全に使用していただくために、本届出商品パッケージに「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と注意喚起をしており、健常者が適切に摂取する場合においては安全性に問題はないと判断した。以上より、本届出商品を機能性表示食品として販売することは問題ないと判断した。
(3)摂取をする上での注意事項
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。のどに詰まるおそれがありますので、そのまま飲み込まないようご注意ください。歯ぐきの健康を保つには機能性表示食品の摂取ではなく、適切なブラッシングによるセルフケアが基本であり、歯ぐきの健康の維持のため定期的な歯科検診をおすすめします。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本届出商品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得した工場にて、そのGMP基準に準拠して製造及び品質管理を行っている。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
(ア)標題 「ゲッケイジュ葉エキスによる歯ぐきの健康の維持・増進に関する定性的研究レビュー」 (イ)目的 健常成人にゲッケイジュ葉エキスを摂取させることが歯ぐきの健康の維持・増進に寄与することを検証した。 (ウ)背景 ゲッケイジュは古くから利用されているが、ゲッケイジュ葉エキスによる歯ぐきの健康の維持・増進の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースの検索およびハンドサーチを実施した結果、1報の文献を採用した。1報の文献は査読付きで、健常成人を対象とした無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。 (オ)主な結果 健常成人に、ゲッケイジュ葉エキス108 mg/日を摂取させた。その結果、介入群において、プラセボ群に比べ、歯周病関連菌であるTannerella forsythensisの口腔内の総菌数に対する存在比率の有意な上昇抑制(P = 0.028)が認められた。さらに女性被験者群について層別解析を行ったところ、介入群において、プラセボ群に比べ、歯肉指数(Gingival Index:GI)に有意な改善(P = 0.038)が認められた。 (カ)科学的根拠の質 未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、1報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。 以上より、本届出商品に配合するゲッケイジュ葉エキスを108 mg/日摂取することにより、日常生活における口腔内の悪玉菌の一種であるT.forsythensisの存在比率の上昇を抑えることで、健常成人女性の歯ぐきの健康の維持・増進に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると判断した。
変更履歴

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由