様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 保阪流極リセット生活(ホサカリュウキワミリセットセイカツ)
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 パッションフラワー由来フラボノイド、デルフィニジン 3,5-ジグルコシド
表示しようとする機能性 本品にはパッションフラワー由来フラボノイドとデルフィニジン 3,5-ジグルコシドが含まれます。パッションフラワー由来フラボノイドには仕事や家事などの日常生活で生じる一時的な活力感(元気いっぱい、活力にあふれていたなど)の低下を軽減する機能が報告されています。デルフィニジン 3,5-ジグルコシドには、スマートフォンやパソコン、TVゲームなどのVDT作業を日常的に行う健康な人の低下しがちな目の潤いをサポートし、VDT作業による一時的な目の疲労感や一時的な目の不快感及び、一時的な肩の負担を軽減する機能が報告されています。
届出者名 株式会社愛粧堂
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 健常成人、スマートフォンやパソコンなどのVDT作業に1日4時間以上従事する目の潤いが低下しがちな健常成人
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
【パッションフラワー由来フラボノイド】 1. 食経験  本品の喫食実績はない。 2. 既存情報による安全性の評価 原材料であるパッションフラワーに関してヒトやラットを対象にした安全性に関する報告が7研究報告されており、その中で妊娠中の摂取又は過剰摂取に対して、有害事象が示されているが、健常な成人を対象に有害事象を示す報告は認められない。 また、当該製品に使用されているパッションフラワー由来フラボノイドを含むパッションフラワーエキスに関して、有害事象は認められなかった。 3. 医薬品との相互作用  本製品の機能性関与成分と医薬品との相互作用について調査した結果、鎮静薬と併用すると過度の眠気を引き起こすおそれがあると報告されている。しかし、当該製品には健常な成人を対象としている旨を表示しており、加えて医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談するように注意喚起を表示している。当該製品の機能性関与成分は医薬品と相互作用する可能性があるが、そのことに対して十分な対策が講じられていることから、健康被害を防止できると予想される。 4. まとめ 以上より、機能性関与成分「パッションフラワー由来フラボノイド」を配合した本製品は健常な成人において、基本的な安全性に懸念はないと考えられる。 【デルフィニジン 3,5-ジグルコシド】 1. 喫食実績  本品としての喫食実績は無い。 2. 既存情報による安全性の評価  本品に配合されているに含まれる機能性関与成分については安全性試験、過剰摂取試験(届出品の1日摂取目安量に含まれる機能性関与成分の量の5倍)、長期摂取試験が実施されており、いずれにおいても安全性が確認されている。 3. 医薬品との相互作用  なし 4. まとめ  以上より、デルフィニジン3,5-ジグルコシドを1日当たり4.0 mgの用量で配合した本品は基本的な安全性に懸念はないと考えられる。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 1日の摂取目安量を守ってください。 クロナゼパム、ロラゼパム等の鎮静薬をお飲みの方は、本品の摂取を避けてください。 食物アレルギーのある方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本品の製造所は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認定を取得しており、当該GMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。本食品の機能性関与成分はパッションフラワー由来フラボノイドとデルフィニジン 3,5-ジグルコシドであることを確認している。その含有量について、パッションフラワー由来フラボノイドは、一般財団法人 日本食品検査において吸光度法により、デルフィニジン 3,5-ジグルコシドは、一般財団法人 日本食品分析センターにおいて高速クロマトグラフにより、 製品に表示された量が含まれていることが確認されている。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【パッションフラワー由来フラボノイド】 1.標題 パッションフラワー由来フラボノイドによる疲労感に関する研究レビュー 2.目的 健常成人男女がパッションフラワー由来フラボノイドを摂取した場合、プラセボ(有効成分を含まない食品)を摂取した人に比べて疲労感が改善するか検証することを目的とした。 3.背景 パッションフラワー由来フラボノイドはパッションフラワー(Passiflora incarnata L.)に含まれているフラボノイドであり、抗不安作用や概日リズム調整作用が動物実験等で報告されている。しかしながら、ヒトを対象とした研究報告は少ないため、ヒトでの研究結果を収集し総合的に評価するため研究レビューを実施した。 4.方法 複数の研究論文データベースを用いて、仕事や家事に従事する際に身が入らない、やる気が出ない健常な日本成人男女がパッションフラワー由来フラボノイドを摂取した臨床試験論文について、2022年1月28日までに発表されたものを収集および調査した。最終的にランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験の結果を報告した1報を評価した。 5.主な結果 評価した1報の論文の結果、パッションフラワー由来フラボノイドを1日当たり6 mg、12週間摂取した場合、疲労感が有意に改善することがわかった。 6.科学的根拠の質 評価した論文が1報であるため、ヒトに対する効果についての一貫性は評価ができない。しかしながら、評価した臨床試験のデザインはランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、限りなくバイアスが排除された試験であったと判断できる。文献においては日本人を対象としており、日本人に対する外挿性の問題はないと判断した。レビューに採用した論文の偏りはないが、マイナスデータが報告されていない可能性は否定できない。 【デルフィニジン 3,5-ジグルコシド】 1. 標題 デルフィニジン3,5-ジグルコシド(機能性関与成分)の摂取が目の渇きや疲れに及ぼす影響の評価 2. 目的 健常成人において,機能性関与成分を摂取すると,対照食摂取時と比較して目の潤いや目の疲労感の改善に役立つか検証することを目的とした。 3. 背景 目の疲れや渇きに伴う作業性の低下は深刻な問題である。その予防には定期的に休息をとることが効果的であるが,多くの人が生活の中に無理なく休息を取り入れることは困難である。そこで,本品のように食品として目の疲れや渇きを改善することができれば,多くの人がライフスタイルを変えることなく予防することができると考えた。涙液分泌作用をもつ機能性関与成分の摂取が目の疲れや渇きを向上するという報告があるが,被験者を健常成人に絞って総合的に評価した報告はなかったため,レビューを実施した。 4. レビュー対象とした研究の特性 2018年までに公開された英語及び日本語の研究を対象とし,原料メーカー社員2名が独立して検索を行った。対象とする研究は,健常成人が被験者であること,比較対照として機能性関与成分を含まない対照食を摂取させていること,目の疲れや渇きに影響を及ぼすことが容易に想像できる評価項目が測定されていることを条件とし,研究デザインは信頼性が高いヒト試験であることを条件とした。その結果,1研究を評価対象とした。 5. 主な結果 採用した1研究が肯定的な結果であり,機能性関与成分(デルフィニジン3,5-ジグルコシド4.0 mg/日)を4週間摂取することでVDT作業前の涙液分泌およびVDT作業後の自覚症状 [目の疲れ,肩のこりおよび目がごろごろする(異物感)] が有意に改善した。よって,機能性関与成分をそれぞれ1日あたり4.0 mg摂取することは,健常成人男女における目の渇きや疲れに役立つ効果が期待できると判断した。 6. 科学的根拠の質 評価対象とした研究は全て,信頼性が高いヒト試験であった。評価項目はよく知られた手法を用いており,結果に一貫性がみられた。しかしながら,研究数が少ないことから,出版バイアス(否定的な研究は公開されにくいことによる情報の偏り)の有無,サンプルサイズ及び期間など様々な観点から本研究レビューの信頼性に完全に問題がないとは言い切れない。よって,今後更なる有効性・安全性の検証が必要である。
変更履歴
2023年2月15日 様式Ⅶ-1の修正 2023年5月16日 様式Ⅵ表示見本の修正
 
   新旧対照表を確認される場合はこちら→新旧対照表

届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由