本品に含まれる機能性関与成分は錠剤やカプセルなどのサプリメントとして日本、アメリカ、韓国、中国、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、ポーランド、スロバキア、オーストラリアおよびブラジルで使用実績のあるケルセチンを使用しています。本品類似食品のサプリメント形状(機能性関与成分1日200 mg~400 mgの摂取目安量)で2013年から600~1,200万食以上の使用実績がありますがこれまでに健康被害等の報告はございません。
機能性関与成分であるケルセチンは既存食品添加物リストに収載されており、抗酸化剤として広く流通しています。また「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リストにも収載されており十分な食経験があると言えます。国立健康栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によるとサプリメントなど濃縮物として摂取する場合、短期間、適切に摂取する場合は安全性が示唆されているとされています。またナチュラルメディシン・データベースでは経口で500 mgを1日2回まで摂取するなら、ほとんどの人に安全と報告しています。
加えて本品に使用している機能性関与成分を含む原材料(ケルセチン200 mg/日を含有)では医薬品との相互作用についてヒト臨床試験が実施されており、抗血小板薬(アセチルサリチル酸、チクロピジン、クロピドグレル)抗凝固薬(ワーファリン、ダビガトラン)ならびに糖尿病薬(メトフォルミン)と同時に摂取した際に相互作用は認められなかったという報告があります1)。
以上より、ケルセチンを1日あたりの摂取量目安量200 mg含む本品は安全性に問題がないと考えました。
参考文献
1) Riva A et al. Interaction study between antiplatelet agents, anticoagulants, diabetic therapy and a novel delivery form of quercetin. Minerva Cardioangiol. 2019;67(1):79-83. |