様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

本食品の販売状況は、約半年以上、届出者が更新していないため不明です。

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 みかん日和
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品は血圧が気になる方に適しています。
届出者名 静岡県経済農業協同組合連合会
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) 血圧が気になる方(血圧が正常値および正常髙値の者)
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
本製品はウンシュウミカンを原料とする飲料である。ウンシュウミカンは日本原産で、中国から渡来した柑橘から500~600年前に偶発的に発生したと考えられており、300年以上前に鹿児島県で発見されて以来、老若男女問わず広く摂取されてきた日本の代表的な果物である。  また、本製品の機能性関与成分であるGABA(γ-aminobutyric acid、γ-アミノ酪酸)は、野菜や果物、穀物などに多く含まれることが知られているが、その他にも、緑茶葉を窒素ガス下で処理したギャバロン茶や、ぬか漬けなどにも含まれている(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所『「健康食品」の安全性・有効性情報』より)。この様にGABAは日常の食生活において通常摂取している食品成分である。さらにGABAは、特定保健用食品の関与成分として使用されており、粉末緑茶、緑茶飲料、乳酸菌飲料、タブレットなどの複数の食品形態で販売され(一日摂取目安量あたりのGABA配合量;10~20 mg)、安全性について問題がないとの判断がなされており、現在までに、GABAによる重篤な健康被害は報告されていない。  本製品「みかん日和」は、静岡県産ウンシュウミカンを原料とする飲料で、機能性関与成分であるGABAを、一日当たりの摂取目安量として12.3 mg含有する食品である。届出者は本製品を、2017年4月から2018年3月までに31,612ケースを全国販売してきた実績があり、その間、本製品の摂取による健康被害は報告されていない。  さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ各安全性試験において、被験者は一日10~100 mgのGABAを7~180日間摂取しているが、重篤な有害事象は報告されなかった。なお、GABAは基原によらず一定の性状を持つものであることから、各安全性試験で用いられたGABAと本製品に含まれるGABAは同等であると判断できる。 以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本製品の安全性に問題はないと考えられる。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 疾病に罹患している場合又は降圧薬を服用している方や食事制限を受けている方は医師、薬剤師に相談してください。糖類の過剰摂取を避けるため、一日の摂取目安量を守ってください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

本製品の原料となるうんしゅうみかん果汁を製造する静岡ジェイエイフーズは、製品の安全性を保証するため、都道府県HACCP並びにFSSC22000に基づいた管理を行い、また、うんしゅうみかん果汁を充填・殺菌を行う株式会社YCLは、FSSC22000に基づいた管理を行っており、本製品は一貫した衛生管理や規格外製品の流通防止の体制を整備した施設で製造されています。

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】  GABAの血圧低下作用についての研究レビュー 【目的】  GABAを含む食品を健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者が摂取することにより、血圧低下作用が見られるかを検討することを目的とした。 【背景】  GABAの血圧低下作用については多数の研究成果が報告されている。そこで、GABA摂取による血圧低下作用について、メタアナリシスによる研究レビューを実施した。 【研究レビュー対象とした研究の特性】 2017年7月13日に、2017年7月までに公表された論文を対象に、健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を研究対象とした試験(ただし、未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く)で、GABAの摂取による血圧低下作用を評価したものについて検討した。最終的に12報の論文を採用し評価を行った。 【主な結果】  GABAを含む食品を健常者(正常血圧者および正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者が摂取した結果、対照食品摂取時と比較して、血圧の有意な低下が認められた。また健常者のみで評価した場合には、正常高値血圧者では血圧低下作用が認められ、正常血圧者に対しては正常な血圧が維持された。 【科学的根拠の質】  研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した全ての論文のバイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からGABAの血圧低下作用には科学的根拠があると判断した。
変更履歴
(2019.11.25)表示見本 (2019.11.25)様式(Ⅶ) (2019.11.25)基本情報
 
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届出後の届出項目

本食品の販売状況は、約半年以上、届出者が更新していないため不明です。

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由