様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)
本食品の販売状況は、約半年以上、届出者が更新していないため不明です。
販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報
商品名
純和鶏もも肉
食品の区分
生鮮食品
機能性関与成分名
イミダゾールジペプチド
表示しようとする機能性
本品にはイミダゾールジペプチドが含まれます。イミダゾールジペプチドには、日常生活での一時的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。本品を100g食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分(イミダゾールジペプチド)の量の50%を摂取できます。
届出者名
株式会社ニチレイフレッシュ
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
疾病に罹患してない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)
機能性関与成分はエキスである
1.安全性に関する基本情報
(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は生鮮食品の鶏肉であり、日本に限らず世界中で消費されている畜産物です。国内での一人当たりの鶏肉の供給量は令和2年度で13.9kg/年(※1)であり、流通は季節を問わず行われ、生鮮品に限らず加工品も多く流通していることから、日本人は通年において鶏肉を摂取する機会があります。 純和鶏は、飼育期間を約60日間とし、大切に育てられています。「純和鶏もも肉」は、2008年の発売以来、13年以上にわたり、延べ1768万羽の販売実績を有しています。これは、もも肉に換算すると1060トン(600g/羽)、1食当たりの摂取量を100gとすると1060万食販売しています。純和鶏もも肉100gは唐揚げ約3個分で、一般成人2/3~1食当たりの量であり、これまで健康被害に関する報告はありません。以上のことから、当該食品「純和鶏もも肉」の一日摂取目安量(100g)を摂取した場合、ヒトの健康を害する恐れはないと判断しました。 医薬品との相互作用はデータベースより、イミダゾールジペプチドの構成成分であるカルノシンと降圧薬を併用すると,血圧が過度に低下するおそれがあると報告があるため、「降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。」と注意喚起いたします。
(3)摂取をする上での注意事項
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。 ・降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
2.生産・製造及び品質管理に関する情報
本製品の養鶏はニチレイフレッシュファーム洋野農場で運営され、雛の受け入れから養鶏記録、ワクチンなどの薬剤管理まですべて厳格なプログラムのもとで行われています。一般に流通する鶏肉とは違い、食肉からそのルーツである基礎鶏までロット単位で履歴を遡ることが可能です。また鶏の処理工場であるフレッシュチキン軽米では2016年にISO22000を取得しており、徹底した品質管理基準を構築しております。食鳥処理に関しては「食肉処理の事業の規則及び食鳥検査に関する法律」に沿って県知事(県食肉衛生検査所)が行う食鳥検査を受けており、その過程において食用に適さないと判断された鶏肉は廃棄されています。 フレッシュチキン軽米で処理された鶏肉はニチレイフレッシュにて販売する商流をとっており、養鶏から販売まで一括した管理をニチレイグループにて行っており、徹底したトレーサビリティ体制を強化しています。また、機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドについては定期的に外部検査を実施し、基準値を満たすことを確認します。
3.機能性に関する基本情報
(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
.イミダゾールジペプチドによる疲労感の軽減について (ア)標題: 「純和鶏もも肉」に含まれるイミダゾールジペプチドの摂取による疲労感軽減作用に関する定性的研究レビュー (イ)目的: 疾病に罹患してない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)において、イミダゾールジペプチドの摂取は疲労感の軽減作用を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。 (ウ)背景:近年の研究ではイミダゾールジペプチドの摂取により疲労感の改善に有用であるとの報告がされているが、イミダゾールジペプチドの摂取による疲労軽減作用の知見をまとめた研究レビューは限られているため、国内外の文献を精査し、研究レビューを行った。 (エ).レビュー対象とした研究の特性: (公財)日本健康・栄養食品協会(以下、日健栄協)の職員3名が、リサーチクエスチョン「疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)に、イミダゾールジペプチドを含む食品を摂取させると、プラセボ(イミダゾールジペプチドを含有しない)食品の摂取と比較して、疲労感を軽減させるか?」に基づいて、検索式を設定し、3つのデータベース(PubMed、JDreamⅢ、医中誌Web)より文献検索を実施した。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献および除外基準に該当する文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用した。採用文献の疲労感に関する検査項目を効果指標として定性的研究レビューを実施した。エビデンスの総合評価は、6名の学識経験者からなる国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)の農林水産物機能性評価委員会にて、【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階で評価し3項目の評価がいずれもA~C評価の場合、研究レビューが表示しようとする機能性の根拠として妥当であると評価した。 (オ)主な結果:リサーチクエスチョンに合致する3報の文献を採用した。採用した文献3報のうち、2報(文献1、3)において、イミダゾールジペプチドを含む食品(文別紙様式(Ⅴ)-4【添付ファイル用】2献1、3ともにイミダゾールジペプチドの摂取量400mg/日)を摂取することにより、対照群との比較において疲労感の有意な軽減作用が認められた(効果あり)。1報(文献2)においては、対照群と比較して疲労感を軽減する傾向が認められたが、有意差は認められなかった(効果なし)。本研究レビューの結果から、イミダゾールジペプチドを含む食品の摂取は、疲労感を軽減する作用を有するという肯定的な結果を得た。 (カ)カ.科学的根拠の質:農研機構の農林水産物機能性評価委員会における評価結果は、本レビューが表示しようとする機能性の根拠として妥当であると評価した。
変更履歴
届出後の届出項目
本食品の販売状況は、約半年以上、届出者が更新していないため不明です。
(届出日から60日経過した場合)販売状況
販売中
販売休止中
(機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由