①喫食実績による食経験の評価
当該製品(平均菌数1,550億個)は、2014年10月発売から2016年10月までで約2,800万本の食経験があり、重篤な健康被害は発生していない。
②安全性試験の実施
・毒性試験
遺伝毒性試験(微生物を用いて発がん性の有無を簡便に評価できる試験)を実施したところ、遺伝毒性は認められなかった(陰性)。また動物(ラット)を用いた急性毒性試験(ラットの体重1 kgあたり約2.6兆個のビフィズス菌BifiXを1回投与)、および亜急性毒性試験(ラットの体重1 kgあたり約5,200億個のビフィズス菌BifiXを4週間毎日投与)を実施したところ、共にビフィズス菌BifiX投与による異常は認められなかった。
・ヒト安全性試験
当該製品の安全性を評価するため、健康な成人男女を対象に、長期摂取試験(1本当たり、当該製品と同等量のビフィズス菌BifiXが含まれる飲料を1日1本12週間継続摂取)および過剰摂取試験(1本当たり、当該製品と同等量のビフィズス菌BifiXが含まれる飲料を1日3本4週間継続摂取)を行った。その結果、ビフィズス菌BifiXを摂取することによる有害な影響(副作用)は認められなかった。
③医薬品との相互作用
文献調査を行った結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。
④まとめ
2年間の食経験のみで安全性評価には不十分である可能性があったが、②および③の安全性評価結果より、当該製品は十分に安全であると評価した。 |