様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠などに関する基本情報

商品名 小林HMB(エイチエムビー)トリプル抹茶味
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)
表示しようとする機能性 本品には、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)が含まれます。3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)には、自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量及び筋力の低下抑制に役立つ機能、歩行能力の改善に役立つ機能、体脂肪の減少に役立つ機能があることが報告されています。
届出者名 小林香料株式会社
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) スポーツ選手を除いた成人健常者
機能性関与成分はエキスである

1.安全性に関する基本情報

(1)安全性の評価方法
届出者は当該製品について、
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
(2)当該製品の安全性に関する届出者の評価
①喫食実績による食経験の評価 当該届出商品は、機能性関与成分である3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)<以下、「HMB」と記載する>を1日摂取目安量当たり2.4g含有する粉末で、機能性関与成分を含む原材料としてHMBのカルシウム塩を配合した、水などと共に摂取される食品です。当該届出商品と類似する食品(HMBを1日当たり2.4g含有する粉末で、原材料としてHMBのカルシウム塩を配合した、水などと共に摂取される食品)は、原料メーカーである小林香料株式会社がHMBのカルシウム塩の製造販売を開始した2012年~現在まで通信販売及び店頭販売されていて、2012年8月~2016年1月の3年半における販売量はHMB換算で約1.9t(約811,000食に相当、30日分換算で約27,000個に相当)でした。これらの類似する食品は年齢や性別を問わず全国規模にて販売されていますが、これまでに重篤な健康被害の報告は受けていません。 ②既存情報による安全性試験の評価  研究者等が調査・作成したデータベースにおいて、1日3g以下の使用については安全と考えられる旨の記載があります。また、HMBの安全性に関する研究報告をデータベースで検索したところ、ヒトを対象とした安全性に関する報告が3報ありました。1日1.6g~4.8gのHMBを4週間~1年摂取した場合に、3報すべての報告において有害な作用はみられていません。 なお、データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。  以上のことから、当該届出商品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に関し問題はないと判断しました。但し、本品にはカルシウムが含まれることからカルシウムの過剰摂取にならないよう注意が必要です。摂取上の注意事項を守ってください。
(3)摂取をする上での注意事項
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。本品の1日摂取目安量当たりにはカルシウムが390mg含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。1日摂取目安量を守ってください。栄養機能食品(カルシウム)などカルシウムを豊富に含む食品を摂取する場合は、本品のご使用はお控えください。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

[製造所:三協食品工業株式会社 本社工場] 米国GMP適合施設:2016年登録

3.機能性に関する基本情報

(1)機能性の評価方法
届出者は当該製品について、
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
(2)当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)による筋肉量、筋力、歩行能力、及び体脂肪に関する研究レビュー 目的:成人健常者に、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)<以下、HMBと記載する>を摂取させると、HMBを摂取しない場合またはHMBの摂取前に比べて、筋肉量の低下抑制に役立つ効果があるか、筋力の低下抑制に役立つ効果があるか、歩行能力の改善に役立つ効果があるか、また、体脂肪の減少に役立つ効果があるか、についての検証を目的としました。 背景:自立した日常生活を送り続ける上で、心身機能の維持及び向上は不可欠であり、筋肉量及び筋力の低下抑制、歩行能力などの身体機能の維持及び改善、体脂肪の制御は、重要な要素です。HMBは、複数の文献で筋肉量、筋力、歩行能力、及び体脂肪に関する効果が報告されていますが、成人健常者に対する効果を総合的に評価した研究レビューはありませんでした。 レビュー対象とした研究の特性:文献データベースを用いて、成人健常者に、HMBを摂取させると、HMBを摂取しない場合またはHMBの摂取前に比べて、筋肉量及び筋力の低下抑制に役立つ効果があるか、歩行能力の改善に役立つ効果があるか、体脂肪の減少に役立つ効果があるかについて論文を検索しました (検索日 2016年1月28日、2016年1月29日)。またハンドサーチを実施しました(検索日2016年1月29日)。最終的に5 報のランダム化比較試験の論文を採択しました。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はありません。 主な結果:HMBの摂取は、自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量及び筋力の低下抑制、歩行能力の改善、体脂肪の減少に役立つ可能性が高いことが示されました。筋肉量及び筋力の低下抑制、歩行能力の改善についてのHMBの1日あたりの有効な摂取量は1.2~2.4g、体脂肪の減少についてのHMBの1日あたりの有効な摂取量は2.4gであると示唆されました。なお、重篤な副作用はみられませんでした。 科学的根拠の質:採択した文献にスポーツ選手のみを対象とした試験は含まれていませんでしたので、トレーニング等で鍛えられた筋肉や筋力への有効性は不明です。従いまして、確認された筋肉量及び筋力の低下抑制に役立つ機能性は、あくまで「自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量及び筋力」に限定されます。なお、採択した文献はいずれも海外での研究でしたが、日本人やアジアで行われた研究結果により、日本人においても同様の機能が期待できることが支持されています。
変更履歴
(2017.06.06)様式Ⅰの摂取する上での注意事項を変更 (2017.06.06)別紙様式(Ⅱ)-1の食経験の評価における類似する食品の説明を追加 (2017.06.06)様式Ⅵの摂取する上での注意事項を変更 (2017.06.06)表示見本の摂取上の注意を変更 (2017.06.06)別紙様式(Ⅶ)-1の作用機序の説明追加と参考文献の追加 (2017.06.06)様式Ⅵの摂取の方法を変更 (2017.06.06)表示見本の摂取の方法を変更 (2017.06.06)表示見本に届出番号を記入
 
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届出後の届出項目

(届出日から60日経過した場合)販売状況
 販売中  販売休止中
 (機能性表示食品(再届出)である場合)同一性を失わない程度の変更を行う届出食品の届出番号及び同一性を失わないとする理由
届出番号
同一性を失わない理由
(事業者団体等の確認を経た届出である場合)確認を行った事業者団体等の名称
届出撤回の事由
届出表示の見直しのため